
美術
オーストラリアの文化は多面的で奥深い。その背景には、多民族がそれぞれ刺激しあって新しい表現・発想を生み出す環境がある。先住民アボリジニが継承している美術工芸、斬新で洗練された現代美術、ヨーロッパの巨匠の絵画など、アートの見どころは盛りだくさん。ビジュアルアート
1970年代初頭以来、先住民アボリジニやトレス海峡諸島出身のアーティストが、オーストラリアの現代アートの基礎に多大な影響を与えてきた。大陸中央部の砂漠に住んでいた先住民が、それまで砂に表現していた伝統的なデザイン「ドリーミング」を木版やカンバスに描いたのがきっかけの1つ。広く人々の目に触れる機会が増え、その表現方法に刺激を受けた芸術家は多い。自然現象や社会環境を豊かに表現したり、大自然の美しさや都市を新しい視点で描いたり、ユニークな発想を自由に描写しているアーティストの作品は、美術館やアートギャラリーで観ることができる。美術館&アートギャラリー
キャンベラ
オーストラリア国立美術館 - National Gallery of Australia
アボリジニ・アートをはじめ、東南アジアの美術品を収集。そのほか、ルネサンス期のヨーロッパ絵画からアメリカの現代アートまで、幅広く作品を展示している。特別展も多数開催。美術品に関するガイドツアーあり。→ National Gallery of Australia(英語)
シドニー
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館 - Art Gallery of NSW
開拓時代から現代に至るまでの絵画や彫刻、15~18世紀のヨーロッパやアジアの美術品など、国際的なコレクションの数々を所蔵。先住民族アボリジニの美術品を展示した「イリバナ」を常設。→ Art Gallery of NSW(英語)
現代美術館 - Museum of Contemporary Art オーストラリアをはじめ、世界各国の優れた現代アートを約5000点所蔵。絵画、彫刻、写真など、ジャンルにこだわらない斬新なアートに触れることができる。アボリジニ・アートのコレクションも陳列。館内ガイドツアーあり。
→ Museum of Contemporary Art(英語)
メルボルン
メルボルン・アートセンター&ナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリアMelbourne Art Centre & National Gallery of Victoria
国立美術館、コンサートホールを備えたメルボルンの芸術の拠点。センター内には美術館のほか、メルボルン・コンサートホール、音や光をディスプレイしたパフォーミング・アートセンターがある。アボリジニ・アート、オーストラリアン・アート、ヨーロッパの絵画コレクションが有名。→ Melbourne Art Centre(英語)
→ National Gallery of Victoria(英語)
イアン・ポッター・センター(ナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリア)
The Ian Potter Centre(National Gallery of Victoria)
ナショナル・ギャラリーが収蔵する2万点のオーストラリアン・アートのうち、約800点を常設展示。写真、プリント、絵画、ファッション、織物、装飾品、アボリジニ・アートなど展示品は多彩。→ The Ian Potter Centre(National Gallery of Victoria) (英語)
アデレード
南オーストラリア美術 - The Art Gallery of South Australia
18世紀オーストラリアの絵画・彫刻・工芸・服飾、16世紀から今日に至るまでのヨーロッパの美術品を収集。東南アジアや日本の絵画、陶器、彫刻なども展示。無料ガイドツアーあり。→ The Art Gallery of South Australia(英語)
パース
西オーストラリア州立美術館 - Art Gallery of Western Australia
オーストラリアン・アートのほか、ピカソ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、モネといった近代巨匠の作品など、国際的なアートを1000点以上所蔵。特にアボリジニ・アートのコレクションは必見。各テーマに沿った無料のガイドツアーも実施。→ Art Gallery of Western Australia(英語)






