
熱帯雨林・湿原
熱帯雨林は、緑が覆い茂る密林といった表現がぴったり。雨季の豪雨によって密林は潤い、むせかえるような濃い緑が清涼感を作り出す。ブッシュ・ウォーキングで森の中を歩きながら植物を観察し、森林浴で純粋な空気を味わおう。熱帯雨林や湿原は、野生の動植物も豊かに育んでくれる。手付かずの自然に触れたいなら、環境保護の精神も忘れずに。ケアンズ周辺やカカドゥ国立公園では、アクティビティに参加しながら自然形態を観察することができる。クイーンズランド湿潤熱帯地域
タウンズビルからクックタウンまで、クイーンズランド北東部一帯が熱帯雨林の保護区となっており、世界遺産にも登録されている。地球上で最も密に緑が茂り、原始時代の植物で覆われる世界最古の森。なかには、樹齢3000年以上のパームツリーや、何万年も前からそのままの姿で生息する原生植物がある。約3000種の植物が確認されており、なかには絶滅の危機にある貴重な植物も。
ケアンズではスカイレールに乗って上から眺めるほか、近郊のキュランダでは森の中を歩くブッシュ・ウォーキングや滝の見物ができ、熱帯雨林が学べるセンターなどがある。
→ Wet Tropics(英語)![]()
→ Wet Tropics of Queensland(英語)![]()
→ 体感するオーストラリア世界遺産「クイーンズランド湿潤熱帯地域」
カカドゥ国立公園
ダーウィンの東約250kmにあるカカドゥ国立公園は、世界遺産に登録されている。四国とほぼ同じ面積の広大な敷地内には、さまざまな自然環境が同居する。その一部が熱帯雨林と湿地帯。サウス・アリゲーター川流域は、熱帯雨林やユーカリの森林、大湿原となっている。バード・ウォッチングに最適なイエロー・ウォーターでは、シロハラウミワシをはじめ、カササギガン、ペリカン、ジャビル(セイタカコウ)など、250万羽以上の水鳥や渡り鳥の姿を見ることができる。
→ Kakadu National Park(英語)![]()
→ 体感するオーストラリア世界遺産「カカドゥ国立公園」
オーストラリア・ゴンドワナ多雨林
クイーンズランド州南東部とニュー・サウス・ウェールズ州北東部にまたがる大森林地帯で、世界遺産に登録されている。亜熱帯、乾燥、温帯、寒帯と異なった気候帯の植生が見られる珍しいエリア。シダやランがひしめく亜熱帯雨林、巨木が茂る温帯雨林、ミナミブナが広がる冷温帯雨林など、3タイプの降雨林と出会える。世界最古のシダ類や170種を超える絶滅に瀕した植物群など、貴重な植物が生息。
→ Gondwana Rainforests of Australia(英語)![]()
→ 体感するオーストラリア世界遺産「オーストラリア・ゴンドワナ多雨林」
アクティビティ
クイーンズランド湿潤熱帯地域の熱帯雨林を上空から眺めるには、全長7.5kmのスカイレールで。スカイレールでは途中駅で、ガイドの説明を聞きながらボードウォークも楽しめる。アサートン高原での熱気球も貴重な体験。
スカイレールとキュランダ鉄道を組み合わせた1日ツアーでは、上空と車窓の両方から熱帯雨林や滝が見られる。キュランダ鉄道の途中駅バロン・フォールズでは、下車してバロン滝を見学。キュランダ周辺には、熱帯雨林を4WDで走るツアーのほか、水陸両用6WDのアーミーダックでジャングル体験ができるレインフォレステーションもある。
カカドゥ国立公園では、イエロー・ウォーターでのクルーズ体験を。静かに進む船からさまざまな鳥類や植物を観察しよう。クルーズ中には大型のイリエワニも見られる。 オーストラリア・ゴンドワナ多雨林にあるラミントン国立公園では、樹上30mを歩くツリー・トップ・ウォークが人気。
関連リンク
ネイチャーウォッチング 国立公園やサンクチュアリで野生動物を間近でみることができるアクティビティ紹介。
クイーンズランド湿潤熱帯地域 世界最古の熱帯雨林で自然の驚異を体感。世界遺産の紹介。
オーストラリアの気候と特徴 月別最高気温や最低気温、服装のアドバイス等。
環境保護への取り組み 環境プログラムや環境保護施設の紹介。
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