知る・学ぶ(オーストラリア政府観光局)

宇宙開発

宇宙開発オーストラリア独自の宇宙開発は発展途上にあるが、アメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)の人工衛星や探査機を追跡する通信施設などには、早い時期から取り組んできた。NASAやESAをはじめ、各国との共同作業も盛んに行われ、日本とは宇宙観測衛星の打ち上げや共同研究などで関係を深めている。

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)

オーストラリアの宇宙研究の中心を担うのが、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)。オーストラリアで最も大規模で多様な研究をしている重要機関のひとつだ。宇宙科学以外にも、農業関連産業、情報技術、製造、保険、持続可能エネルギー、気候変動、水資源、鉱業と鉱物、環境、天然資源など研究内容は多岐にわたり、オーストラリア各地や海外に56カ所の研究機関がある。本部や主要施設は首都キャンベラに集中するが、地球資源衛星ステーションはタスマニア島のホバート、打上げ施設は南オーストラリア州のウーメラなど、国内全体に70カ所以上の施設を持っている。

CSIRO(英語)

宇宙観測衛星「FedSat」の打ち上げ

2002年12月14日、日本の種子島宇宙センターから宇宙観測衛星「FedSat」が打ち上げられた。宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構〈JAXA〉)のH-IIAロケットに搭載された同衛星は無事に軌道に乗り、南オーストラリア州にある地上ステーションと交信している。日本にとっても、H-IIAロケットが外国産衛星を打ち上げる初の試みとなった。高度コミュニケーションや宇宙科学、航空、コンピューター、環境などの研究目的のために打ち上げられた「FedSat」は、キャンベラにあるオーストラリア連邦衛星システム共同研究センター(CRCSS)によって製作された小型衛星。その開発には、CSIROの科学技術チームが大きな役割を果たした。



ページトップへ