
政治制度
立憲君主の国家体制だが、二院制を導入した議会政治が行われている。形式上、元首の代行は連邦総督が務め、国会の要請により両院同時解散などを行使する権限を持っているが、法的には完全にイギリスから分離された独立国家。選挙で選ばれた国会議員が、国政を司る。オーストラリアの選挙は18歳以上の国民の義務になっており、有権者の投票率は毎回90%を超えている。立憲君主制
元首はエリザベス2世女王(イギリス女王)で、政体は立憲君主制。1901年に制定されたオーストラリア憲法では、連邦の執行権は女王に属し、通常は連邦総督が王権を代行する。連邦の立法権は女王、上院および下院で構成される国会によって行使される。
1986年にオーストラリア法が制定され、法的にはイギリスから完全に独立している。
1901年/オーストラリア連邦成立
6つのイギリス植民地が合議して連邦制を採用。現在は6州と北部準州、首都特別地域で構成。
1942年/イギリスのウェストミンスター法受諾
イギリス議会から独立した立法機能を取得。
1975年/連邦最高裁のイギリス枢密院への上訴権放棄
1986年/オーストラリア法制定
州最高裁の上訴権放棄などイギリスから法的に完全独立を獲得。
1986年にオーストラリア法が制定され、法的にはイギリスから完全に独立している。
1901年/オーストラリア連邦成立
6つのイギリス植民地が合議して連邦制を採用。現在は6州と北部準州、首都特別地域で構成。
1942年/イギリスのウェストミンスター法受諾
イギリス議会から独立した立法機能を取得。
1975年/連邦最高裁のイギリス枢密院への上訴権放棄
1986年/オーストラリア法制定
州最高裁の上訴権放棄などイギリスから法的に完全独立を獲得。
議会制民主主義
オーストラリアは民主主義国家で、国政は選挙によって選出された国会議員が行う。国会は二院制を採用しており、下院(House of Representatives)、上院(Senate)の両院からなる。下院で過半数を獲得した政党が政権を獲得、閣僚は両院から任命される。行政、立法、司法は主としてイギリスの制度に基づいているが、上院の制度はアメリカをモデルとしている。
下院
全国の小選挙区から1人ずつ選出され、憲法では上院の約2倍の定数になるよう規定されている。任期は3年。解散により任期が短縮されることもある。定数は150議席。
上院
各州が同数の議員を選出する。6州からは各12議席、北部準州と首都特別地域からは各2議席が選出され、定数は合計76議席。任期は各州選出議員が6年、北部準州と首都特別地域からの議員は下院総選挙日から次の総選挙まで(約3年)。総督の権限において、両院同時解散させない限り、通常、上院は解散されることはない。
政治が垣間見られる主要な施設
キャンベラ
国会議事堂Parliament House(Parliament of Australia House)
1988年に建設されたオーストラリア連邦の中枢。議事堂内は一般公開されており、上院、下院の議場、式典会場、閣僚室などをガイド付き無料ツアーで見学できる。
→ Parliament House(Parliament of Australia House)(英語)
旧国会議事堂
Old Parliament House
1927年に首都がキャンベラに遷都されてから、現在の国会議事堂に連邦議会が移るまで使用された建物。白亜の外観が美しく、国によって永久保存されている。館内のガイドツアーで、オーストラリアの歴史に触れることができる。国立ポートレート・ギャラリーを併設。
→ Old Parliament House(英語)
連邦最高裁判所
High Court of Australia
ガラス張りの正面の壁、天井の高いホール、厳粛な雰囲気の法廷などを見ることができる。国立美術館に隣接。
→ High Court of Australia(英語)
ブリスベン
州議事堂Parliament House
1868年にクイーンズランド州初の公共建物として建設された。議事堂内を回るガイド付きツアーが実施されている。
→ Parliament House(英語)
シティホール
City Hall
高さ92mの時計台がある市庁舎は、ブリスベンのシンボル。ルネサンス様式で、1930年に建てられた。アートギャラリー、図書館、コンサートホールなどがある。
→ City Hall(英語)
シドニー
州議事堂Parliament House
植民地時代初期には病院として使用されていた建物。1829年にオーストラリア最古の議事堂になった。内部は一般公開されているが、詳細は問い合わせを。
→ Parliament House(英語)
総督官邸
Government House
中世の城のようなゴシック様式の建物。7年の歳月をかけて1845年に完成した。広大な庭園は、イタリア趣味を取り入れた英国式となっている。邸内見学はガイドツアー(要予約)のみで実施。
→ Government House(英語)
シドニー・タウンホール
Sydney Town Hall
120年前にシドニー市庁舎として建設された、シドニーのランドマーク的存在。ビクトリア朝の外観が風格をかもし出す。市民の会合や議会に使用されてきたほか、クラシック・コンサートなども開催される。
→ Sydney Town Hall(英語)
メルボルン
州議事堂Parliament House
コリント様式の建物で、連邦会議の議事堂に使用された歴史も持つ。会期外の平日にガイドツアーを実施(要予約)。
→ Parliament House(英語)
メルボルン・タウンホール
Melbourne Town Hall
パイプ数が1万本以上ある南半球最大といわれるパイプオルガンがある。1870年に完成。劇場や展示場など、市民の文化的活動の場として使用されている。館内見学ツアーがある。
→ Melbourne Town Hall(英語)
アデレード
州議事堂/旧州議事堂Parliament House/Old Parliament House
ノース・テラスに新旧2つの州議事堂が並ぶ。1936年まで使用されていた旧議事堂は、現在は憲法博物館として公開されている。新議事堂は、ガイドツアーで内部を見学することができる。
→ Parliament House/Old Parliament House(英語)
パース
州議事堂Parliamant House
月曜と木曜に館内ガイドツアーが実施されている。
→ Parliamant House(英語)
ダーウィン
州議事堂Parliament House
銅とブロンズなどで盾形の紋章をかたどったデザインが印象的。建物は、熱帯性気候を考慮した工夫が随所に取り入れられている。会議場のほか、図書館なども併設。平日にガイドツアーを実施。
→ Parliament House(英語)






