
日本とオーストラリア間の歴史を通じての交流
Updated:2009/03/25

岡山県山陽女子高等学校
野村 泰介先生
2009年3月25日~2009年3月29日(5日間)
3人
1人
教育意図
第二次世界大戦中の1944年に起き、近代史上、捕虜脱走事件において最大の死者数を出しておきながら日本の歴史上でほとんど語られることのない「カウラ事件」。カウラ事件の起こった原因を当時の時代背景、日本とオーストラリアそれぞれの精神文化をカウラ高校の生徒との交流を通じて比較・探求していく。
事前・事後学習の内容
世界史の授業の中でカウラ事件での日本人生存者の方への聞き取り調査を行い、事件の概要を紹介するVTRを制作した。また、現地の高校生に見てもらうために英訳作業を行った。帰国後、地元ケーブルテレビに生徒たちが出演し、カウラ訪問紀行を行った。
教育旅行の成果
私たちのカウラ訪問にNHKの取材スタッフが同行。BS『今日の世界』で放送された。その反響は大きく、問い合わせが多数来た。そのことがきっかけで新たに数人のカウラ事件の日本人生存者の方と接触することができた。また、カウラで出会った関係者とは現在もメール上での交流を行っている。
他校の先生へのアドバイス
カウラへの交通の便は極めて不便で、シドニーより電車とバスを乗り継いで約7時間かかります。カウラに日本人の経営する30人程度滞在できる宿泊施設があるので、そちらを利用するのが良いかと思います。 カウラはオーストラリアの典型的な農耕小都市であるので、平和学習の他にもファームスティなどの体験も可能です。
教育旅行の内容
旅行期間:2009年3月25日~2009年3月29日(5日間)
| 1日目 | シドニーに向け出発 | 移動日。関西空港より、韓国ソウルインチョン経由でシドニーへ行きました。 宿泊先:機中 |
|---|---|---|
| 2日目 | シドニー | シドニーに早朝到着。カウラへ。セントラルステーションより郊外電車「カントリーリンク」に乗りリスゴーへ。途中カトゥーンバで途中下車。ブルーマウンテンズの見学。リスゴーよりバスでバザーストへ。バザーストより宿泊施設の方に迎えに来てもらい、カウラに到着。約7時間の旅路であった。 宿泊先:カウラ「エドワード・ガーデン」 |
| 3日目 | シドニー | 捕虜収容所跡地の見学の後、日本人墓地へ慰霊。その後はカウラ高校で日本で制作したDVDを鑑賞し、「カウラ事件」から日本人とオーストラリア人の文化・風土・思想の違いを高校生の視点で議論を行った。午後はカウラ日本庭園の見学と地元の方へのインタビュー。戦争博物館の見学などを行った。 宿泊先:カウラ「エドワード・ガーデン」 |
| 4日目 | シドニー | 早朝、宿泊施設の方にキャンベラまで送ってもらう。キャンベラで国会議事堂を見学の後、ハイウェイバスでシドニーへ。オペラホールやハーバーブリッジなどシドニー市街地の観光を行った後、セントラルステーション近くのユースホステルにチェックインした。 宿泊先:セントラルユースホステル |
| 5日目 | シドニー | 早朝、シドニー空港へ。韓国ソウルインチョン空港経由で関西空港へ。 宿泊先:機中 |






